千代緑 純米大吟醸 MS3 1800ml

え、こんな日本酒初めて！と言うようなメロンの香りと、後味すっきりの千代緑 純米大吟醸 MS3

現在の奥田酒造の代表銘柄と言っても過言ではない「MS3」
持っているのは、もちろん詩織ちゃんです。 着物が似合うでしょ！

奥田酒造店を代表するお酒、MS3！

「なんと読むんだべ」と良く聞かれますが、そのまま「エムエススリー」です。
筆者が、奥田酒造でもっとも好きなお酒です。 他に兄弟銘柄として「SP」「No.12」「R-5」などがあります。
奥田社長が、「通は、常温を飲みたがる。常温だとアラがわかるので困るんだ〜」とおっしゃっていましたが、基本は、冷蔵庫でしっかり冷やして飲みたいお酒です。

山田錦をぜいたくに50％まで精米したお酒。まるで仁丹（若い人はわかるべが）くらいに磨き上げるのです。
日本酒度が＋３と「辛口」傾向ですが、いやいや秋田の純米酒は、スッキリと飲めるんですよ。
日本酒度+3でも、女性でもいけちゃう！

蔵付き分離酵母の威力！メロンのような香りとスッキリとしたのどごし

利酒師のように、まずは香りを利（き）いてみましょう。
「これ、ぜったいうめべ！」と思うような、すうっと入ってくる芳醇な香り。 いわゆる「酢イソ」と呼ばれる、酢酸イソアミルの香りです。
「お〜、これは酢イソ系だべ〜！」 と回りに聞こえるように言いながら飲むと、ぜったいに「通」と思われ、かっこいいですよ。
こちらも利酒師の様に、すこ〜しだけ口に含むと、すっと口に馴染む味わい。
そして時間の経過とともに、ごわ〜っと口の中に広がる甘辛さ、そしてスキ〜っとまとまるのどごし。
利き酒の時に良くしている「口をすぼめて、ほろほろほろ」と空気を口に入れてみてください。
ほら、お酒の味が良くわかるでしょ！？？
喉を通りこすと、す〜と後味がまとまります！

奥田社長曰く、パスタの時もこれを飲む！

奥田社長が、前に言っていました。 奥田家では、パスタの時も、お刺身の時も、カレーの時も、MS3を飲むそうです。
お料理を選ばず、何杯でも飲みたくなる。
そんなお酒が「MS3」だと思います。
実際、筆者もMS3は、食事を選ばない、と思います。

MS3と言う名前の由来？？意外とLOVE?？

MS3と言う酵母は、「蔵付き分離酵母」と呼ばれるもので、奥田酒造の蔵の梁や、神棚から採取された、蔵オリジナルの酵母なのです。
この酵母は「MS3だ！」とすぐわかる味わいです。
ちなみに、一升瓶の純米吟醸「ちよみどり」もMS3酵母です。
ぜひ、飲み比べてみてください。
そして、MS3の名前の由来はと言うと・・・・意外とLOVE！（笑） 詩織ちゃんの動画を見てください！答えがわかりますよ。
まんつ、のろげられだなあ！（まあまあ、のろけられちゃいました）

【口上人本舗】相場詩織 奥田酒造へVol.1　しおりんMS3を語る